ジャージー牛のヨーグルト 健康食品

株式会社ヤツレンが販売しているジャージー牛のヨーグルトは、クリームチーズのような濃厚で深みのあるほのかな甘みと旨味が凝縮した極上の一品です。

株式会社ヤツレン

八ヶ岳野辺山高原ジャージープレーンヨーグルト(無糖) 400g

■乳牛の飼養頭数(令和3年2月現在)

種別頭数(全国)構成比
ホルスタイン種1,364,19998.6%
ジャージー種11,5730.8%
その他7,5280.5%
合計1,383,300100.0%

(独)家畜改良センターホームページ(令和3年2月度)よりオハヨー乳業にて作成

日本におけるジャージー種の飼育は、一般的な乳牛よりも飼育頭数が圧倒的に少ない限定の品種だとわかります。

1割にも満たない貴重な品種から取れるジャージー牛乳は、濃くて味わい深い特徴があります。

■クレモリス菌とは何か?

クレモリス菌とは、クレモリス菌 FC 株(学術名:Lactococcus lactis subsp. cremoris FC 株)のことで、生きて大腸までとどくことが証明されています。近年、ヨーグルトでは、腸まで届く乳酸菌の売り込みがすごいです。

というのも、胃腸の酸に溶かされて、腸まで体に有益な乳酸菌が届かないことが多いからです。

腸まで届く乳酸菌は、健康増進につながります。
ヨーグルトの発酵中に、免疫調整作用をもつ粘性多糖体を生成します。

主なヨーグルトの菌

  • クレモリス菌FC株
    乳酸菌クレモリス菌FC株による粘り成分EPSが食物繊維のように働き、糖質の吸収を抑制。皮膚機能の改善効果も確認されています。
  • ガセリ菌SP株
    ガセリ菌SP株入りのヨーグルトを1日1個、12週間摂取する試験で内臓脂肪の低減効果が確認されています。
  • LB81乳酸菌
    整腸作用に優れ、皮膚機能の改善も期待できます。
  • LGG乳酸菌
    腸管に付着する力を持ち、腸に長くとどまるLGG乳酸菌。動物試験による抗肥満作用や、子供のアトピー性皮膚炎の発症予防効果も確認されています。
  • 植物性乳酸菌TUA4408L
    動物試験で血中総コレステロールの低下や、肝臓への脂質蓄積の抑制が確認されています。

■乳酸菌とビフィズス菌の違いとは?

ビフィズス菌は、人や動物の腸内に存在する菌で、主に大腸で活発に働き、体の健康を良好に保つ善玉菌の働きを担います。

一方で、乳酸菌は、自然界に広く存在し、大腸だけでなく、小腸や胃にも存在し、善玉菌としての働きを担います。

どちらも体に有益な働きをする菌として、毎日、摂取するのが望ましいとされています。

■腸内に存在する善玉菌、悪玉菌

・善玉菌(全体の約2割):乳酸菌やビフィズス菌、食物繊維を摂ると数が増えて有益です。

・日和見菌(全体の約7割):善玉菌の数が優勢になると善玉に、悪玉菌が優勢になると悪玉に作用する菌です。

・悪玉菌(全体の約1割):肉食中心のコレステロールの高い食事を摂っていたり、野菜不足やストレス過多などで増加する菌です。

■牛乳の違い(ホルスタインとジャージー)

種別平均搾乳量(kg)乳脂肪分(%)乳たんぱく(%)無脂乳固形分(%)
ホルスタイン種9,6333.883.288.75
ジャージー種6,4684.893.889.28

家畜改良事業団・平成29年度検定成績(305日2回搾乳)(平成31年1月度)よりオハヨー乳業にて作成

一般的な牛乳をを生み出すホルスタイン種の比較すると、ジャージー種は、体格が小さく、搾乳量も少ないが、「乳脂肪分」「乳たんぱく」「無脂乳固形分」の全ての項目で上回っている。

ジャージー牛乳で作られた乳製品やデザートが濃厚で、深みのある味わいは、成分表で見ると、成分の高さからくるものだとわかる。

カロリーは、100gで81kcalと若干、他のヨーグルトよりも高めとなっています。

これはヨーグルトの原料であるジャージー牛乳の成分が普通の牛乳よりも2割増しほど成分濃度が高いためです。

●ジャージー種とホルスタイン種の比較

項目ジャージー種ホルスタイン種
体重430kg670kg
体高131cm144cm
体長150cm170cm
1日の搾乳量22.8kg32.1kg
乳脂肪4.95%3.78%
乳たんぱく3.94%3.26%
無脂乳固形分9.38%8.73%

(一社)家畜改良事業団「乳用牛群能力検定成績」より(H28年岡山県平均値)

●蒜山酪農農業協同組合の乳質に係る基準

項目上期(4月〜9月)下期(10月〜3月)
乳脂率4.7%以上5.0%以上
無脂固形分9.1%以上9.3%以上
黄色度 ※黄色度17以上

※黄色度は蒜山酪農独自の乳質基準です。