トマトの健康食品と食べ過ぎNG悪影響について

トマトは、健康にとてもよい食品として、国内外を問わず、絶賛されている健康食品です。

真夏の紫外線の強い外で、体を守ることができる成分を持つトマトは、まさに夏食べごろの食べ物です。

トマトの栄養成分と効能について

トマトには、体に良い栄養成分がたくさん含まれています。その中でも特に有効成分となるものをピックアップします。

リコピン・βカロテン

トマトに含まれる有効成分に、βカロテン、リコピンがある。

天然色素カロテノイドが豊富に含まれた成分だ。

βカロテン・リコピンには、活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用がある。活性酸素は、体の細胞を傷つけ、DNAを傷つけ、がんを発症させる極めて有害な作用をもたらす。

動脈硬化やがんを予防するのにトマトが有用とされるのは、抗酸化作用をもたらす成分を含んでいるからだ。

特にリコピンの抗酸化作用は、カロテンの2倍、ビタミンEの100倍も優れている。

 

リコピンを豊富に含むトマトは、活性酸素を抑制することで、さまざまな病気を抑制する効果がある。

糖尿病は合併症を引き起こす恐ろしい病気だ。

糖尿病は、インスリンの働きが弱まり、糖分解が不十分となり、血中に糖が流出して、血管を傷つける。活性酸素が過剰発生してしまい、血管内の細胞をひどく傷つけるのだ。

血管の傷害は、様々な合併症を引き起こす。抗酸化作用をもたらすトマトを摂取することで、活性酸素の被害を最小限に抑えることが望める。

ビタミンC

ビタミンChじゃ、抗酸化作用、美肌効果がある。不足すると疲労感を感じやすく成り、出血しやすくなったり、ストレス過多を引き起こす。タバコや飲酒をした後は、ビタミンC不足となるため、積極的に摂取することが望まれる。

ビタミンCは、水に溶けやすい性質があるため、生で食べる野菜が重宝する。

カリウム

トマトに含まれるカリウムは、100gあたり210mgあり、比較的多く含んでいる。

腎臓にある塩分の排泄を促し、高血圧予防に効果的である。

カリウムは水溶性のため、煮たり茹でたりすると栄養素を逃すことになるので、生サラダとして食べることが効果的である。

 

トマトの食べ過ぎにはご用心!悪影響が出ることについて

”過ぎたることは及ばざるが如し”である。トマトの食べ過ぎは、体調悪化につながるケースがある。トマトの効能の良さは、食べ過ぎによって、強く効き過ぎることがある。

体を冷やす 体温低下の悪影響

トマトは、体を冷やす効果を持つ。ゆえに、真夏の紫外線が多い時期には、紫外線予防対策に効果を発揮する。

ただ、体を冷やしすぎることにも繋がり、一時的に腸が刺激され、水分の吸収ができず、下痢を引き起こすことになる。冷たい生トマトは、一度に大量に食べ過ぎないように注意する必要がある。

トマトの食べ過ぎは、消化悪化のおそれがある

トマトの果肉は、甘酸っぱく柔らかいが、トマトの皮は、しっかりとした食物繊維だ。トマトを食べた後、翌日の便に赤いトマトの皮が混じっていることもある。トマトの皮を食べすぎおると、便秘や下痢を引き起こす可能性がある。

トマトを生食する時は、トマトの皮を食べ過ぎることも要注意だ。

トマトの皮を加熱処理して、柔らかくしてから摂取することが消化不良に効果的だ。

トマトの食べ過ぎは、胆石や結石を引き起こすこともある

トマトは、硝酸を含んでいる。硝酸は、胆石や尿結石を引き起こす原因となる。

硝酸を多く含む食品は、他にほうれん草やコーヒーがある。トマトはこれらの食品に比べて、硝酸は少量であるが、

食べ過ぎは要注意だ。

硝酸は、水溶性のため、茹でることで含量を減らすことができる。

カルシウムと一緒に摂取することで、硝酸の吸収を減らすことができる。